2008年12月22日

国民も世界も騙した『非核三原則』

 以前から噂されていた、日米間の『核に関する密約』が、今回
の外務省による『外交文書』公開で、『事実』が確認された。
 
 当時の佐藤栄作総理自らが作り、その後日本の国策となった
非核3原則『持たず 作らず 持ち込ませず』。このことや、
戦争によらずに領土返還(沖縄返還)を実現した事を評価され、
彼は、『ノーベル平和賞』を受賞した。

 凡そ10年前、公開されたアメリカ『外交文書』で、日米間の
『核に関する密約』の存在が明らかになった時、当時の高村外務
大臣は、『存在』どころか『噂』さえも強く否定した。平気で国民に
『嘘をつき』『騙し続けていた』事になる。 
 政治や外交には、必要悪として『嘘をつく』事もあるだろうが、
30年以上経過した時点で、嘘をつく必要があったのだろうか?
この人の騙しは、国内向けだったようだ。その後の、対中国
政策や、拉致問題の進捗状況を見るとそう思わざるを得ない。

 中国の核実験により、当時のジョンソン大統領に『有事の核
攻撃』を要請したり、『核兵器搭載艦船の日本寄港』を了承する
などの密約をしていた佐藤総理。このことを隠す為に非核3原
則を作り出し、強調したように思える。

 佐藤総理の密約によって、大きく人生を狂わされた人がいる。

 当時の毎日新聞西山記者と外務省外交秘書官の女性(名は秘
します)。 沖縄返還時の『密約』に関するものですが、非核3原則
にも関わっています。西山記者が、彼女と密会を重ねて秘密文書
を手に入れたことです。秘密文書も重要ですが、不倫とはいえ、
記者を信じた彼女が哀れです。『機密文書漏洩』の罪に問われ、
懲戒免職、そして家庭も滅茶苦茶。他方西山記者は、同じ罪に
問われましたが、英雄扱いでした。自業自得とはいえ、彼女は
惨めで哀れです。

 非核3原則という嘘で『ノーベル平和賞』を受賞。『ノーベル
平和賞』の権威が堕ちてしまった感が否めません。

 非核三原則のうち『持ち込ませず』は、既に守られていないのは
周知の事実です。

 『安保条約の事前協議が無いから、持ち込まれていません』と
いう論理は、小泉元総理の『自衛隊を出動させるから、安全な
場所なんだ』という論理を想起させます。こんな詭弁・強弁が、
政府見解・自民党論理。それを許してきた、野党や我々国民、
情けなく恥ずかしい限りです。

 改めて、核に関してきちっと議論をして、国の方針を定める
べきです。
posted by Do It Ourselves at 13:30| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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